白い指輪やネックレスに「K18WG」って刻印があると、ついこう思いませんか?
「WG=ホワイトゴールド?=白い金?=プラチナ(Pt)やろ?」
これ、めちゃくちゃ起きがちな混同事故です。
そして混同したまま買取や査定に行くと、会話がズレてモヤるし、場合によっては判断ミスで損します。
先に、結論を3点で言います。
- K18WGとは「金(K18=金75%)」を白く見せた合金(ホワイトゴールド)のこと
- WGの意味はWhite Gold(ホワイトゴールド)。プラチナ(Pt)とは別物
- 損しないコツは、見た目で決めないで「刻印・表記ゆれ・内訳」を確認すること
わし向けに、難しい話を抜いて「損しない判断」だけに絞って解説します。
結論:WGは「白い金合金」であってプラチナじゃない
WGの基本(なぜ白い?混ぜ物の考え方)
まず「K18」と「WG」を分けて理解すると一気に楽になります。
- K18:金の含有率が約75%(24分率で18/24)
- WG:White Gold(ホワイトゴールド)。金に別の金属を混ぜて白っぽくした合金
金(Au)は本来、黄色い色です。
そこに白っぽい金属(例:パラジウム、銀、ニッケル系など)を混ぜることで、黄色みが薄まり、白っぽく見えるようになります。
さらに多くのホワイトゴールド製品は、仕上げとして表面にロジウムコーティングがされます。
だから、見た目が「白くピカッ」としていても、それだけで材質は判断できません。
ここがポイントです。
- K18WG=中身は金(75%)が主役
- 白さは、配合とコーティングで作られていることが多い
Pt(プラチナ)と混同して損する典型例
「白い=プラチナ」と思い込むと、こういう事故が起きます。
事故1:査定の説明が入ってこない
- わし「これプラチナやろ?」
- 店「刻印がK18WGなので金です」
- わし「え?安くない?」
ここで不信感が出ると、冷静に比較しにくくなります。
事故2:相場感がズレる
金とプラチナは、価格の動き方も違います。
「Ptならこのくらい」と思って行くと、K18としての査定が「低い」と感じてしまい、判断がブレます。
事故3:見た目で即決してしまう
急いで売る、まとめて売る、遺品整理で出てきた――
こういう場面ほど、刻印確認を省きがちで損しやすいです。
結論:損する原因は「知識不足」より、思い込みで確認を飛ばすことです。
見た目だけで判断しない理由(白い金属は候補が多い)
白っぽいアクセサリーは、候補が多すぎます。
- プラチナ(Pt)
- ホワイトゴールド(K18WG、18KWGなど)
- シルバー(SV925など)
- ステンレス、チタン
- メッキ・コーティング品(GPなど)
しかもWGは、表面が白いコーティングで仕上がっていることも多い。
だから「白いから高い」「白いからPt」は危険です。
わし向けの鉄則はこれ。
- 白さは信用しない
- 信用するのは「刻印」と「査定の内訳」だけ
損しない確認ポイント(買取・査定の前)
ここからが実戦。
買取・査定で損しにくくするための確認ポイントを、順番にまとめます。
刻印(K18WG/18KWGなど)と表記ゆれ
まずは刻印チェック。ルーペがあれば強いですが、スマホの拡大でも十分です。
よくある刻印・表記はこれ。
- K18WG
- 18KWG
- K18/WG
- K18 WG(スペースあり)
- 750(海外でK18相当の表記)
- Au750(これもK18相当)
刻印が見つからないときは、場所を変えて探します。
- 指輪:内側
- ネックレス:留め具付近、プレート部分
- ブレス:留め具、プレート
注意点もセットで。
- 刻印がない=即ニセモノ、とは限らない(摩耗・修理で消えることもある)
- ただし刻印が薄いと、店は慎重になりやすい
→ だからこそ、複数店で比較が損回避になります
石付き・コーティング・状態での扱い(想定外の減額ポイント)
次に、査定でブレやすい3点です。
1) 石付き(ダイヤ・色石)
石付きジュエリーは「地金」と「石」で評価が分かれます。
- 地金(K18WG)は「重さ」が中心
- 石は、店によって評価の差が出やすい
損しない聞き方はこれです。
- 「地金としての重量は何gで見ていますか?」
- 「石の評価は別で付いていますか?内訳を教えてください」
この2つを聞くだけで、査定の透明度が上がります。
2) コーティング(ロジウム)
ホワイトゴールドはロジウムコートが多いです。
価値の中心は表面ではなく中身(地金)ですが、店によっては
- 仕上げ直しが必要
- 再販しにくい
などを理由に、評価が変わることがあります。内訳を確認するのが安全です。
3) 状態(変形・切れ・変色)
壊れていても地金買取なら買い取れるケースが多いです。
ただし「ジュエリーとしての価値」で売る場合は状態が響きます。
ここも結論はシンプル。
- 地金として売るのか
- ジュエリーとして売るのか
これを混ぜないことが、損回避の基本です。
“地金としての価値”と“ジュエリー価値”を分けて考える
同じK18WGでも、価値の見方は2種類あります。
A:地金としての価値(K18WG=金75%の素材価値)
ざっくりこういう世界です。
- 「金相場 × 重さ × 0.75(K18) − 手数料(店の条件)」
デザインやブランドをあまり見ない店だと、ここが中心になります。
B:ジュエリーとしての価値(ブランド・デザイン・付属品)
こちらは、地金価値に上乗せが出る可能性があります。
- ブランド(有名ブランド)
- デザイン性
- 付属品(箱、保証書)
- 石の品質(鑑定書、グレード)
わし向けの最適解はこれ。
- 「とにかく現金化」ならAでOK
- 「ブランド物かも/石が良さそう」ならBも狙う
- 迷うなら、AとBを分けて説明してくれる店が強い
最後に、査定で必ず言う一言。
「これは地金評価ですか?ジュエリー評価ですか?内訳で教えてください」
この一言で、話がブレずに進みます。
よくあるQ&A(わしがハマりやすいポイント)
Q1:K18WGって、プラチナより安いの?
別物なので「どっちが上」と決め打ちしない方が安全です。
査定は相場、重さ、店の条件で変わります。大事なのは
- Ptと思い込まない
- K18WGとして内訳を確認する
この2つです。
Q2:白いのに、黄色っぽくなってきた。偽物?
多くはロジウムコートが薄くなって、地の色が出てきただけの可能性があります。
偽物と決めつけず、刻印確認と鑑定で判断しましょう。
Q3:刻印が読めない・見当たらない。どうする?
削ったり磨いたりはしないのが無難です(刻印がさらに消えます)。
複数店で相談し、材質検査に対応できる店があれば確認すると安心です。
まとめ:K18WGで損しないチェックリスト
最後に「これだけやっとけ」チェックリストで締めます。
- [ ] K18WGとは何かを理解:WG=ホワイトゴールド、Ptではない
- [ ] 刻印を確認(K18WG/18KWG/750/Au750など表記ゆれ込み)
- [ ] 見た目で決めない(白さはコーティングの可能性)
- [ ] 石付きは内訳を確認(地金の重量/石の評価)
- [ ] 地金価値とジュエリー価値を分ける(AとBを混ぜない)
- [ ] 1店舗で即決しない(最低2〜3店で比較)
K18WGは、ちゃんと確認さえすれば怖くありません。
怖いのは「白い=プラチナやろ」で走ってしまうことです。
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