ビビりなわしが、初めてパタヤに行ったときの実体験記録やでぇー。安全に夜遊びしたい人にちょっとでも参考になればと思っている。
パタヤに行くと決めたとき、
頭のどこかに必ず浮かぶ名前がある。
ウォーキングストリート。
ネオン、音楽、人混み、そしてちょっと危ない匂い。
写真や動画で見るたびに、胸がざわつく。
- 行ってみたい気持ちはある
- でも、正直ちょっと怖い
- 危ないのか、安全なのか、線引きがよく分からない
そんなモヤモヤを抱えたまま、
「ウォーキングストリート 初心者 安全 夜遊び」なんてキーワードで検索している人へ。
この記事は、ビビりな中年旅人=わし が、
実際に何度かウォーキングストリートを歩いてみて掴んだ
「ここだけ押さえとけば、とりあえず大ケガはしづらい」
というラインと、
そこに至るまでの 失敗込みのエッセイ です。
初めて夜のウォーキングストリートに行くなら知っておきたい5か条
まずは、いきなり結論から。
第1条:持って出る貴重品は“必要最小限”に削る
- パスポート原本 … ホテルのセーフティボックス
- 予備のクレカ・大量の現金 … 置いておく
■持っていくのは
- その夜に使う予定の現金+少しの予備
- 必要ならクレカ1枚だけ
- スマホ
- ホテルキー
荷物を「足す」んやなくて「減らす」。
失くしたら詰むものをそもそも持っていかない。
これだけで、夜の不安はかなり薄くなる。
第2条:スマホは命綱、テーブル放置は“即アウト”
スマホはもはや、
- 地図
- 翻訳
- 配車アプリ
- 緊急連絡手段
ぜんぶを背負ってる。
テーブルの端にポンと置きっぱなしにして、
わしは一度、位置がズレてて心臓が変なリズムを刻んだことがある。
盗られてはいなかったけど、その後ビールが全く美味しくなかった。
それ以来のマイルール:
- スマホは「グラスより大事」
- 手に持つか、前ポケットか、バッグの中
- テーブルに置いていいのは、写真を撮る数秒だけ
第3条:値段が分からないものは頼まない
雰囲気に飲まれて、
メニューも見ずにビールを頼み、
ノリで女の子にドリンクを奢り続けた結果、
会計で「お、おう…」と声が漏れた夜がある。
それ以来、
- 入店したら、まずメニューと料金をしっかり見る
- ドリンク代・チャージ・ショー代の有無を確認
- レディドリンクは値段を聞いてから
- メニューが出てこない店には長居しない
と決めている。
「まあええか」を積み重ねると、最後にまとめてツケがくる。
第4条:酔いすぎない。揉め事からは距離を取る
ウォーキングストリートは、楽しい。
楽しい分だけ、酒も進む。
でも、夜の街で一番危ないのは、
「判断力を失った観光客」 だ。
- 強い酒を連投しない
- 「ちょっと視界がフワッとしてきたな」と思ったら、水かソフトドリンクを挟む
- ケンカや揉め事を見かけたら、立ち止まらずにサッと離れる
「見物人」になった瞬間に、巻き込まれる側に回ることがある。
わしは、遠くから見ても“気配が荒れてる場所”には、そもそも近づかない。
第5条:行く前に「帰り方」と「帰る時間」を決めておく
一番ダメだった夜は、
「まだいけるやろ」と深夜2時半まで飲み、
ソンテウもバイクタクシーも、ほとんど選べない時間になってしまったときだ。
いい感じに酔っ払い、眠い頭で言い値タクシーとやりあう気力もなく、
「まあええわ」と割高な料金を払って帰った。
なので今は、必ず先に決める。
- もったいないけど、今日は23:30で撤収
- 帰りは徒歩 or ソンテウ or 配車アプリ
- その時間を過ぎたら、どれだけ楽しくてもスパッと帰る。(まぁ、無理だろうけど。気持ちだけでもね。)
夜遊びのクオリティは、「入口」より「出口」で決まる。
これはほんまにそう。
夜のウォーキングストリートは初心者にとって安全な場所か?
結論から言うなら、わしの感覚では、
「やり方さえ間違えなければ、“安全寄り”に楽しめる場所」
だと思っている。
ただし、その「やり方」を間違えまくったのが、
初パタヤのわしだった。
初めての夜:ゲートの前で引き返した
最初のパタヤ。
わしは、ウォーキングストリートのゲートを前にして引き返した。
海沿いを歩いていくと、
遠くからネオンの光が浮かび上がってくる。
近づくほど、音楽と人の声が濃くなり、
入口のゲートが、ゲームのステージ1みたいに構えている。
「ハロー!」と声をかけられた瞬間、
頭の中で、ネットで読んだあらゆる危険ワードが走馬灯のように回り出す。
ぼったくり、スリ、ケンカ、違法だのなんだの。
「……今日は、やめとこか」
そう言って、わしは何も見ないままUターンした。
今思えば、
危険だったのは通りそのものより、
想像だけで巨大化した“頭の中のウォーキングストリート” だった。
再チャレンジ:通りの端まで歩いてみる
引き返したものの何のために来たのか?と自問の末に再チャレンジすることに。
同じ道を、もう一度歩いた。
違うのは、「一回逃げた」という事実を背負っていることだけ。どんだけビビりやねん!
なんとなく、自分に借金しているみたいな気分で、ゲートをくぐった。
左右から飛んでくる客引きの声。
最初は、全部に反応してしまう。
「ノーサンキュー」と言いながら、
なぜかこちらが申し訳なくなって目をそらす。
けれど、しばらく歩くうちに気づく。
- わしが断ろうが、向こうはすぐ次の人に声をかける
- わしの「ノーサンキュー」を気にしているのは、世界で自分だけ
ここでやっと、
「あ、ここでは“断る”のも日常の一部なんや」
と腑に落ちた。
通りの一番奥まで辿り着いたとき、
たかだか数百メートル歩いただけなのに、
小さな達成感があった。
「歩くだけなら、まあ大丈夫やな」
この感覚を、自分の足で取りに行けたのは大きかったと思う。
三度目以降:「危険な街」から「刺激強めの繁華街」へ
何度か通っているうちに、
ウォーキングストリートは、
少しずつ「ただの街」として見えるようになってきた。
自撮り棒で写真を撮るカップル。
家族連れで、さっと通りを横切る人たち。
店の前で、退屈そうにスマホをいじるスタッフ。
もちろん、ディープなエリアもある。
その空気は、店構えや客層を見れば、なんとなく分かる。
大事なのは、
自分の心がキュッと縮こまる方向には、無理して足を踏み入れないこと。
観光客としての夜遊びは「全部見る」必要なんてない。
半分だけ覗いて、半分は想像のまま残しておく くらいが、案外ちょうどいい。
ビビり初心者におすすめの歩き方(モデルコース)
情報というより、「こう歩くとわしは楽やった」という話。
ステップ1:まずは“散歩だけ”
- 21時ごろにゲートをくぐる
- 通りの端まで、ゆっくり歩きながら空気と人の流れを見る
- 写真は撮っても撮らなくてもいい
- 店には入らず、そのまま戻ってきて終わりでもいい。
これだけで、その夜は合格。
「ウォーキングストリートを、自分の足で一往復した」
この経験が、次のリターンマッチのベースになる。
ステップ2:評価の良いバーを一軒だけ決め打ち
リターンマッチは、それでも、まだ、ちょっと怖いと思うなら、
“一軒だけチャレンジ” をしてみる。
- 昼間、ホテルWi-FiでGoogleマップを開く
- 口コミが多く評価もそこそこ高いバーを2〜3軒チェック
- その中から「今日はこの一軒だけ」と決める
入店したら、
- メニューと料金をしっかり見る
- ビールかソフトドリンクなど、分かりやすいものから頼む
- 2杯くらいで、一度“冷静タイム”を挟む
「今夜はこの店の空気を味わうだけ」
と決めておくと、ハシゴの誘惑に負けにくい。
ステップ3:“飲む夜遊び”から“見る夜遊び”へ
もう少し慣れてきたら、
ショーやライブをメインに据える という手もある。
- 生バンドのライブバー
- DJが回しているクラブ
- パフォーマンスを前面に出している店
「今日はあそこのバンドを聴きにいく夜」
と、目的を一つに絞る。
そうすると、
ただダラダラ飲むよりも、
「あの夜はあの音が良かった」 という記憶として残りやすく、
結果的に満足度も高くなる。
持ち物・服装・宿の選び方(安全のための現実的な準備)
経験からちょっと実用度を上げてまとめておく。
服装
- Tシャツ+短パン+サンダル(またはスニーカー)
- ファスナー付きポケットのあるパンツだと、なお安心
- バッグは小さいショルダーを体の前に回す
「オシャレ」よりも、
「貴重品が前に集中しているか」 を優先した方がいい。
宿の場所
パタヤで一番身にしみたのはこれ。
“ホテルの場所が、夜の安全度の8割を決める”
- ウォーキングストリートから徒歩圏内
- もしくはソンテウ1本・バイクタクシーで5分以内に帰れる範囲。
つまり、これって、最悪歩いてでもホテルに帰れるってこと。これが大事。
これを意識するだけで、
- 深夜の移動ストレス
- 怪しいバイクタクシーとの価格交渉
- 暗い裏道の不安
を、まとめてかなり減らせる。
明るいうちに一度、
ホテル → ウォーキングストリート入口 を歩いておくのもおすすめ。
セブンや両替所、目立つ看板などを覚えておけば、
夜道はぐっと“知っている道”に変わる。
わしの失敗ログ|こうやって学んだ
最後に、実際にやらかした話を、もう少しだけ。
- メニューを見なかったせいで、会計で冷や汗をかいた
- スマホをテーブルに置きっぱなしにして、位置がズレて心拍数が跳ねた
- 帰り方を決めずに飲み続けて、深夜の足元を見られた
どれも「命までは取られない失敗」だけれど、
旅の夜に余計な影を落とすには十分だった。
だから今は、
- 値段が分からないものは頼まない
- スマホは体から離さない
- 出かける前に「何時に、どう帰るか」を決める
この3つだけは、酔っていても守るようにしている。
まとめ:ビビりのまま、夜を歩けばいい
「初心者が、ウォーキングストリートで安全に夜遊びできるか?」
この問いに、わしなりに答えるなら――
ビビりのまま行けばいい。
その代わり、ビビりをちゃんと活かせ。
怖がりだからこそ、準備をする。
慎重だからこそ、「今日はここまで」と引き返せる。
それができるなら、ウォーキングストリートは
“ただの危ない街”ではなく、“自分の限界を確認できる夜の実験場” に変わる。
ネオンに飲まれすぎず、
酒に溺れすぎず、
自分のペースで21〜23時の通りを一往復してみる。
それができたなら、
初心者の「安全な夜遊び」は、もう半分くらい達成していると、わしは思う。
残りの半分は、また次のパタヤで。
ビビりなまま、少しずつ階段を上がればいい。


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